最近、やりたい事が積もり積もって、何もしていないのに疲れてしまいます。
これは考え事に思考力と体力を使ってしまい、肝心の行動に集中できない状態ですね。
そこで行動に集中するために、頭の中の整理をしたいと思い、簡単に読める本を探しました。
著者「岡野純」さんの本は95%が漫画となっていて、とても分かりやすく面白いです。
また、他の「漫画で分かる」みたいに解説ありきではないのも高印象です。
タスクを作ることに集中しすぎない。
タスク管理の中に「大きなタスクは分割せよ」という考えがあります。
私がこの考えに挑戦した結果、小さなタスクが山のように溜まってしまいました。
もはや見るだけでげんなりします。
過去の私はタスクリストの完成に拘りすぎていました。
「2分以内」に片付けられるタスクは溜まりすぎる前に終わらせてしまいましょう。
手を動かすことで気分転換も容易ですし、タスクが終わったという達成感を感じながら次に進めることが出来ます。
成功経験を獲得しながら先の事も考えられる相乗効果を獲得できますね。
全体のタスクリストと、1日分のタスクリスト
前の箇所でも触れましたが、多すぎるタスクリストはやる気を削ぎます。
かと言って、思いついたタスクの数を減らすのは、見てみぬふりをしているだけで意味がありません。
タスクを整理する際は、すべてのタスクを纏めたオープンリストと、集中するべきタスクを纏めたクローズリストを作成しましょう。
目に見えるタスクが少なくなり、行動しやすくなります。
また、終わりが見えるという点で達成感も大きく得ることが出来ます。
余裕時間(バッファ)は纏めておきましょう。
余裕のないタスクは作成段階では気分が良いですが、実行するのはまぁ無理です。
現実は人間の思うようには進まず、どこかに余裕時間が必要になります。
同時に、人間は作業する際、作業時間をいっぱいまで使って作業するという本能を持っています。
これを「パーキンソンの法則」と言い、本能なので抗うのは難しいものです。
そのため、10分のタスクに15分の作業時間を確保しておくというのはあまり効果がありません。
余裕時間はタスクごとに取っておくのではなく、都合の良い時間に纏めて取っておきましょう。
例えば、夕食後の2時間、定時前の1時間です。
これなら割り込みタスクにも対応できますし、作業時間も正確に管理することが出来ます。
知っているだけで役立つ情報が満載!
他にも「タスクをシチュエーション順に管理する」「5分から15分の間に作業開始と考えると良い」といった効果的な考えがいくつも得ることが出来ました。
難しい事をするわけではなく、意識するだけで有意義な手法も多々あるのでぜひ読んでほしい本になります。
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