子供が望む子育て、親が安らぐ子育てとは?『子育てハッピーアドバイス』

好奇心(その他)

この本を選んだ理由と結果

理由:

メンタルトレーニングの先生から勧められました。
アダルトチルドレンの私が精神的な自立するために、子供のころの私が親に対して、
何を望んでいたのか自覚する事が目的でした。

結果:

読む前は訳も分からず、親に対して不快な感情に振り回されていましたが、
自分が何を望んでいたのか腑に落ちたおかげで、落ち着いて応答する良いきっかけとなりました。
また親に対して赦すことはできませんが、理解は進めることが出来ました。

この本を読んで欲しい人。

「子育てに悩む親」だけでなく「自我形成に悩む人」にも読んで欲しい本です。
子育てに悩まない親、自我形成に悩まない子供はいません。
また、「悩みの解消」だけでなく「自己肯定感の向上」にも役立つため、
どんな人でも読んで損はない本と言えます。

印象に残った点

読みやすく、優しい本

母親や父親にもフォローを入れていたり、イラストしかり、
優しいという印象を与える一冊です。
また文字が大きく、イラストが多いため、短い時間で読むことが出来ます。
具体的な比較対象も書かれているため、理解が容易であることも大きな要因です。

漫画やイラストが多い

イラストの無いページは無いのではないでしょうか。
文字情報だけでは自覚が難しい情報も、この本の漫画部分を読んで初めて実感できました。
  • 子供の相談に乗っているつもりが、自分の自慢話や考えの強制になっていませんか?
  • 子供に対する要求が自分に降りかかってきたとき、完全にこなせますか?
  • 性格によって、怒っていい子供と怒ってはいけない子供がいます。
  • 子供を守るあまりに親を責めてはいませんか?

3歳児神話には証拠がない

個人的には「3歳児神話には何の証拠もない」ということに驚きました。
前に読んだ自己愛人間では、「5歳まで保護者の交代というのは、極めて大きな影響を幼児の自己愛に与える」としていたため、3歳児神話を確実視していたのです。
このように様々な方向から探り、更に自分なりに深めていこうと思います。

まとめ

子供時代の出来事は、その後の一生にも大きく影響します。
「子供が何を求めているのか」を知るには私が読んだ中で最も、読みやすいです。
また読後感が良く、前向きに気分を明るくする良書ですよ!

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