ストレスなくお金持ちになる方法「入門 お金持ち生活のつくり方」

金銭

どんな本なのでしょうか。

お金持ちには、いくつかの共通点があり、その共通点を身に着けることでお金持ちになれる。
という本です。
本の内容をまとめると、お金持ちになるには投資が良い。そして最初の資金を貯めるにも、投資を成功させるにも、お金に対する基準を持つことが大事!ということです。

私がこの本を読んで、学んだ内容をまとめました。

まずは心構えから変えていきましょう。

お金について、真剣に考えることは悪くないです。
更に言えば、お金を「より簡単に、より大量に」稼ぐ手段を考えることは悪いどころか、とても有益だという事を覚えておきましょう。

「より簡単に、より大量に」お金を稼ぐ方法とは?

自分の能力以上のお金を稼ぐ方法は、すなわち、「自分の持つお金に働いてもらう」こと。
つまり、「投資」です。

投資には最初の資金が必要。では資金を貯める方法とは?

「参照点の固定」です。
「参照点」とは、贅沢に対する「基準」、あるいは「慣れ」を指すので、お金の感覚を保持しよう。ということですね。
小学生のころは丁寧に扱っていた千円札が、中学生の時はぞんざいに扱えてしまう。そのような経験は無いでしょうか。
つまり、収入が増えるにつれ、お金の価値を軽く感じるようになるのです。
収入が少なかった時は、たまの贅沢で満足していたはずが、少しずつ贅沢に慣れてしまい、その結果、支出が増えてしまう。
この際のお金に対する感覚、贅沢を決める基準点を参照点としています。参照点が高ければ、贅沢への抵抗が少なく、支出が増えることを意味します。

「参照点」を固定する事を意識しないと、収入が増えるたびに、少しずつ支出が増えてしまい、
結果、貯金ができないという事態が起こります。
逆に言えば、新入社員の時の「参照点」を保持していれば、昇給した際、そのまま増えた分を貯金に回せるということです。

「参照点」については、固定する事を「意識的に」行うことが重要になるかと思います。意識するだけで、少なくとも「なんとなく」の出費を抑えることが可能です。

お金のPDCAを回そう

PDCAとは、計画、実行、評価、改善から作られる一連の流れを指します。
お金の計画に「お金持ちの計画書」、お金の評価に「家計簿」が当たります。

「お金持ちの計画書」とはライフプランのことです。子供の誕生日、家の購入といったライフイベントにどれだけのお金が必要なのか。生活費を含めると1年のお金はどれだけになるのか。
そういった内容を1年ごと表に纏めることで理解を深めます。

それぞれを作成する事で、お金の使い方を改善のサイクルに回すことが出来ます。

仕事を早くする秘訣は、100%を狙わない!

そもそも、機械による自動化の影響、人件費の削減の代償として、現代の人間に押しかかる仕事はどんどん過酷さを増しています。

常に100%を目指していては、時間と体力が足りません。
仕事を100%仕上げるよりも、2つ仕事を90%仕上げることが効率が良いということです。

ここで私は、「90%×2」の部分を読んだ際「地頭力を育てる」の65点主義のお話を思い出しました。

100点を最初から目指すよりも、65点でも良いから完成させて、更にブラッシュアップを目指すという内容でした。

似た内容を全く別の本で見つけると、本の内容同士が紐づいて覚えやすくなります。

おすすめの読み方

この本を読む際は、こまめに目次に戻ることを推奨します。
この本の章の名付け方がとても秀逸で、読者の興味を掻き立てるからです。
特に印象に残った章は次の二つですね。
お金持ちへの最強のツールはコレだ! →家計簿のこと。
必ずお金が貯まる! お金持ちの奥義! →先に貯金する。引き落とし貯金のこと。
100%真実を述べています。
述べてますが、目次から読むと実際に紹介されている手法に対して、すごい大げさな気がします。
だからこそ、印象に残っているわけなので、本の目次としては成功しているのでしょう。
印象に残る書き方の具体例としても見ることが出来るため、勉強になります。

まとめ、次の行動をどう変えるのか

本の内容をまとめると、お金持ちになるには投資が良い。更に一歩踏み込んで、投資を行うための最初の資金の作り方と投資で成功する方法は「参照点の固定」にある。という事でした。
そのために日経平均株価を見てみました。ネットで簡単に1991年の株価まで分かるというのは凄いですよね。

しかし、投資を始めるとなると、純粋に時間が足りません。
新しいことを始めるとなると今までの何かをやめる必要があります。
次は時間に関する本でも読もうかなと思いつつ、「今、行いたいことは何か」「行っていることは何か」という自己分析を行っています。

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