【実は多種多様にあった】『やる気のスイッチ!』

自己啓発

読むきっかけ

『判断が遅い!』と言われないよう行動力を高めるために、
自分のやる気を自由に操りたいと思いました。

この本ではやる気のスイッチが34項目も紹介されて。
行間が広く取られ図も多いため、とても読みやすい本となっています。

自分の好きな部分(要約)

前提:『やる気』は気まぐれな存在!

しばらく出なかったのに、いきなりポンと出てきたかと思えば、
あっという間に消えてしまいます。
もうそういうしょうがない奴が「やる気」という奴なのです。
その事実を前提に据えて考える必要があるのです。

この本で紹介されるのは「自分の心との付き合い方」になります。

マイナス要因の発見と対策から、やる気をプラスにもっていく
スイッチの作成方法まで目次の数「34」個に渡って紹介されているので、
自分に合うものを使っていきましょう。

1. 『やる気』に掛かる無意識なブレーキとは?

やる気というか活力が最早無いよ……

こういう場合の気分転換の方法を紹介します!

1-1. 凹むことが2,3回続いたら気分転換を図ろう。

凹んだ心には、凹む内容しか見えません。

例えて言うならパソコンをMACに変えたら、Apple製品やパソコンのCMが視界に入るようになるといった感じです。

対策としては、凹むことが続いたら「な~んちゃって」と明るく言い切ってみましょう。
幼稚に見えるかもしれませんが、これも立派な自己暗示術。即効性があり、リスクもないお手軽な方法となります。

1-2. 何とも言えない不安が積もり、動くことが出来ない。

なにか心にキリが掛かっているような……

そういう気分を放置すると、心のもやもやは増殖し、更に心を覆い隠していきます。

対策としては、ノートにひたすら自分の頭の中を書き込む事!

文字にする中で、自分の思考や現状を整理することが出来ます。問題を整理すると優先順位がつけられ、そこまで気にする事でもなかったと、問題解決まで進むこともあります。

試すときは、本当に頭の中をすべて紙に書き散らすぐらいにのめり込んでみてください。
「こんな事やって意味あるのかな。でもまぁ物は試しか」みたいな、思考になる前の頭によぎったモノも全部外に出してみましょう。

1-3. 昨日のやる気は今日まで続いてくれない。

やる気は長続きしません。

前の晩は更新しすぎて寝付けないほどのやる気も、翌日には元に戻ってしまいます。そういうものです。
人間には「ホメオスタシス(恒常性)」という、現状を保持する性質があるからです。

対策としては、一度に大きく変わるのではなく、一歩ずつゆっくりと変わっていきましょう。

2. 『やりたい事』に対する新たな考え方

解けない問題も見方を変える事で解きやすくなります。
実際に解けなくても、湧きあがる「やる気」は大きく変えられます。

例えるなら、99×5=??? を (100-1)×5=495 に変換するといった形でしょうか。

2-1. 悩みを「答えが存在する質問」に変換する。

「どうして上手くいかないだろう」と考えるよりも
「どうしたら上手くいくんだろう」と考えてみましょう。

それだけで問題に対して前向きになり、答えが頭にひらめくようになります。

ちなみに私はこの部分を読んで「俺の青春ラブコメは間違っている 9巻」の
玉縄さんの台詞を連想しました。

お、おう……。そのわりに今俺の意見、即否定されたんだけど
by比企谷八幡

(多分、例として持ち出すには不適切。玉縄さんは『意識高い系』キャラとして登場しました。
台詞は良い事言ってます)

2-2. やりたい事を探し疲れたら、「役立てる事」を見直す

「やりたい事」を探しても中々見つかりませんが、視点を変えて「役に立てる事」を探し始めると、答えはすぐに見つかります。

3. 自分で出来る『やる気』の作り方

考え方を変えても、実際に最初の一歩が踏み出しにくいという事はあります。その時にお勧めなのは、最初のハードルをとことん下げる事ですね。

3-1. 小さなことをものすごく丁寧にやる

行動前は抵抗があったのに、やってみると意外と出来ているという事が意外と多いです。
何も考えずに無心で目の前の事に取り組み、一つずつクリアしていきましょう。

出来たことを見つめなおす事で、次へのやる気が湧いてきます。

3-2. 目標は3段階に設定しよう。

目標は「どうやって達成するか」よりも「どうやって設定するか」と言う方が重要です。
そして、高い目標は小さな成功を積み重ねる方が成功率は高くなります。
目標を立てる時は、3段階に設定しましょう。

A:一番うまくいったら達成できるかもしれない目標。
B:ちょっと背伸びをしたら達成できる目標。
C:最悪でもこれだけは達成するという目標。

現状を60点とするなら、Aが100点、Bが80点、Cが65点のイメージになるかなと思いました。

まとめ

やる気のスイッチを上げる方法は多種多様にあります。

考え方を変えるもあり、何も考えずにまず行動するもあり。
ひとまず試してみて、自分に合うやる気スイッチを見つけていこうと思います。

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