コミュニケーション能力4パターンと行動傾向15種

経験談

先日、面白い心理学を勉強する機会がありました。面白かったので、ここに記録しておこうと思います。

人とのコミュニケーションに苦手意識を持っている人、より親しくなりたいと思う人にとって、非常に参考になる情報です。

コミュニケーション能力の4パターン

人がコミュニケーションに使う行動は、4パターンに分ける事ができます。
それぞれ感情表現度、自己主張度で振り分けると次の関係に割り振られます。

  1. Driving(ドライビング)
  2. Expressive(エクスプレッシブ)
  3. Amiable(エミアブル)
  4. Analytical(アナリティカル)

コミュニケーション能力を大別する理由

この4タイプを意識する事で、コミュニケーションにどのように影響していくのか?
相手に応じて言葉を変える事で、より分かりやすく伝える事が出来ます。

先にざっくりと目的や得られる成果を伝えて、詳細を任せる事でモチベーションを上げる人も居れば
厳密に手順を詰めて、失敗しない事を最優先とする人も居ます。

上記のような二人に同じ言葉で伝えてもどこかチグハグな情報伝達にしかなりません。
4タイプを認識しておくことで、より効率的なコミュニケーションを取る事が出来るようになります。

4タイプの詳細情報

ここからは4タイプを詳しく紹介していきます。

Driving(ドライビング)

感情豊かで自分の意見を主張するリーダーのような人材です。

特徴として結果重視、現実的、行動が早い、不愛想、競争的、単刀直入、要点思考が挙げられます。

注意点としては、異なる意見に批判的に振舞ったり、自分の上にいる存在に対して敏感に反応してしまう点です。

Expressive(エクスプレッシブ)

感情豊かに場の雰囲気を作り出せる人材です。

特徴として過程重視、直感的、自由行動、愛想がよい、社交的、高い表現性、変化を好むなどが挙げられます。

注意点としては、論理的思考を苦手とし、直感や衝動的な行動を取ってしまう場合があります。

Amiable(エミアブル)

理性的に意見を構築し提案する参謀タイプです。

特徴として論理重視、分析的、慎重派、冷静、自制的、控えめ、量より質などが挙げられます。

注意点として慎重故に時間が掛かり、人付き合いから距離を置くため冷たい印象を持たれてしまう場合があります。

Analytical(アナリティカル)

暖かく穏やかな気質で相手の意見を尊重する人材です。

特徴として対人関係重視、安定志向、協調派、穏やか、友好的、現状維持、受容的などが挙げられます。

注意点として新しい変化に抵抗を持ち、自分の裁量が大きくなると動きが鈍くなることがあります。

4パターンを更に深堀した15種類の行動傾向

コミュニケーションにおける4つのパターンと言っても、1つが強く現れる性格や、相反する二面性を持つ性格などがあります。

4つのパターンを組み合わせると、次のような表になります。

自分がどの型になるのか、相手はどの型になるのか、自分含めて周囲の人を考えてみようと思います。

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